昨日、所内のパートさんに、タイで買ってきたドリアンのお菓子をお裾分けしました。果肉を甘露煮みたいに煮たお菓子なのですが、彼女たちにとって珍しかったようで、戸惑いながらも喜んでくれました(笑)。彼女たちの部屋の研究員は私のことを、「あの人はドリアンのことを愛してるからねぇ」と言ってるそうです(笑)えぇ、その通り。愛してるんです(笑)
昨日ドリアンの花の写真を載せましたが、あれを見たとき本当に気持ちがざわつきましたね。まるで、昔の恋人に再会したような(笑)なので今回の滞在中、ランブータンの実験の合間に足繁くドリアンほ場に通ってました。以前は好きなだけドリアンと向き合って実験していたんですけどね。色々と都合があり、今はドリアンから少し離れて仕事をしています。今は、あの頃のことを思い出しながら、あの頃取ったデータで論文を書いて過ごしています。でも、ドリアンの花に出会えたら、ひとつだけ、どうしても確かめたいことがあったんです。・・・・・・。私がドリアンの話をし出すと、「何の話をしてたんだっけ?」と時々言われます(笑)

ドリアンの話をしたので、今日はその果実の写真を載せましょう。といっても、これは去年、市場で撮ったものなんですけどね。今年のシーズンはこれからですが、今年タイでは11月〜1月に寒波が押し寄せ、その影響で3月(シーズン出だし)のドリアンは不作なんだそうです。なんとか収穫の見込みがある農家では、中間業者との間で出荷価格100バーツ(約310円)/kgで売約済みの人も居るのだとか。通常は40〜50バーツ/kgほどで「良し」とされている中で、これはものすごい金額です。そしてこれは「農家が出荷する価格」ですからね。皆さん、今年のドリアン(とくに早出し)は高いですよ〜!